裏庭はゴルフの練習場

 縁側の目の前には、テラスを挟んで高さ2m程の石垣が立つ。その上は、平坦な草地で、そのままでも居心地の良い空間だが、いつの間にか、プライベイトなゴルフ練習場になってしまった。昔は棚田の一角であったが、今では周りに聳え立つ樹木が日照を遮り作物の栽培に適さない。でも草を短く刈れば、ゴルフの寄せの練習ぐらいはできる。狭くて、ライも良くないが、50ヤード程度の寄せなら十分可能である。雨降り以外は其処で毎日のように練習している。成果はまだ十分に得られていないが、グリーン上では何とか2パット圏内まで寄せられるようになった。だからパー4の場合、無理して2オンする必要はないし、距離を出す必要もない。つまり、コースでは出来るゴルフで組み立てるべきで、これまでのようなイチかバチかのゴルフは改めなければならないと思っている。出来ないゴルフに挑戦するのは練習場だけにしようと考えている。

南側に面する裏庭の風景

同上その2(草地から沢沿いの桂の樹木を臨む。)

同上その3(桂の樹木の下側)

同上その4(もみじの枝が張り出す東側)

同上その5(平坦な草地の西側は緩やかな傾斜地となる。)

北海コガネ

 今日は曇りの予報だったが、午前中から夏の太陽が照りつける猛暑日だった。暑かったがこの機会を逃すまいと思い、中伊豆体験農園を訪れ、掘り残していたジャガイモ「北海コガネ」を収穫した。一株平均6個と数は少なかったが皆、大粒で期待した通りだった。この「北海コガネ」は「男爵」と「メークイン」との掛け合わせで出来た品種なので、形はメークインに似ている。味は「男爵」に近く食べてもホクホクとして美味い。
 ジャガイモの保存は風通しの良い当地が適しているが、食味をしてもらうため、収穫した内の10個を他の夏野菜と共に東京の自宅へ郵パックで送った。念のため、明日中に到着しなければ送料(800円)を返却するかどうかを尋ねたが、明確な回答は得られなかった。「冗談ですよ」と言ったら、係員はホッとした表情をして「申し訳ありません」と謝罪した。少し冗談がきつかったかな!
 ※ 追記(7/7)・・・・郵パックの荷は翌日の午前中に無事届いた。

北海コガネ。形はメークインにそっくりだが、味は男爵に近い。

梅雨の一休み

 3日程、東京方面へ出掛けていたが、留守中、拙亭では、特に変った様子はなかったようである。紫陽花は相変わらず瑞々しい姿で庭の彼方此方で咲いていた。でも、蛍は7月に入ると日に日に数が少なくなり、一寸寂しい気がした。庭の片隅では白桔梗がひっそりと咲いていた。園芸品種と思うが、可憐で清楚な花です。菜園では真桑瓜が順調に育っているようだが、残念ながら熟したかどうかは判断出来ない。さて困った。どうしよう。その点、ミニトマトは分りやすい。2個だけだが赤く色付いていた。でも、収穫するのはもったいない気がしたので暫くそのままにして置こうと思う。
 季節は少しづつ移ろいでいるが、鬱陶しい梅雨空は相変わらずである。昨夜来の雨は今朝になって止んだが、予定されていた河川の共同草刈りは増水のため中止になった。今日は日曜日である。「一休み、一休み」

真桑瓜

赤く熟し始めたミニトマト

梅雨の一休みにウスバキ蜻蛉もピーマンの葉の上で一休み

本日の収穫

負けて、夢は一層膨らんだ

 
 W杯サッカーの決勝トーナメントでは日本はウルグアイにPK戦で敗れ、残念ながら初のベスト8入りは成らなかった。今回は、予選でシュートを決めた選手とPK戦でシュートを外した選手は永遠に誰もが忘れないだろう。残酷だが、チームプレーのスポーツには付き物である。私も昔、草野球でサヨナラエラーを演じたことがあったが、本人はいまだにその時の情景を鮮明に記憶している。おそらく一生涯、忘れないであろう。でも、物事は考えようで、勝ったからと言って必ずしも強いからではないし、そのことで重荷になることだってある。逆に、負けたのは必ずしも弱いからではない。また、そのことで更に強くなるケースだって多い。これで4年後にまた夢を膨らませることが出来る。決勝トーナメントまで駒を進めたのは快挙であり、あっ晴れである。堂々と胸を張って凱旋してほしい。

紫陽花

 季節の花というのは、どの場所で咲いていても周りの風景と合い、納得できる。逆に、その時期に咲くはずの花が咲かないと周りの風景もそれを眺める我々も何となく落ち着かない。とりわけ俳句を好む人は困るだろうなと思う。
 近くの棚田では、梅雨の時期になると畔道の所々で紫陽花が咲く。今年は春先の降雪や低温が影響してか少し開花が遅れたが、最近になってようやく咲き揃いほっとした。拙庭でも彼方此方で咲き始め、沢を流れる水の音と相まって、梅雨の鬱しさを忘れさせる清涼感が辺りに漂う。でも一句がなかなか浮かんでこないのは情けない。

棚田に咲く紫陽花
棚田に咲く紫陽花

山桜の木陰に咲く西洋紫陽花
山桜の木陰に咲く西洋紫陽花

山桜の木陰に咲く西洋紫陽花
山桜の木陰に咲く西洋紫陽花

日本紫陽花も趣がある。
日本紫陽花も趣がある。

沢沿いに咲く山アジサイは既に満開を迎えた。
沢沿いに咲く山アジサイは既に満開を迎えた。

ジャガイモ掘り(その2)

梅雨の合間を縫って中伊豆体験農園を訪れ、オーナー区画のジャガイモ掘りを行った。キタアカリとメークインでそれぞれ15株づつだが、汗だくの作業だった。梅雨の合間とは言え、真夏日を超える程の猛暑だった。途中で水分補給や休憩をしながら何とか掘り起こした。明日から、また梅雨に逆戻りらしいので、先日、一般菜園で掘り残した北海コガネも、ついでに収穫したかったが、熱射病になってはかなわないと思い断念した。今日は久しぶりに夏らしい暑さを味わった。

オーナ区画のジャガイモ
オーナ区画のジャガイモ

キタアカリ
キタアカリ

メークイン
メークイン

「北海コガネ」 : 今回も掘りそこなってしまった。
「北海コガネ」 : 今回も掘りそこなってしまった。

ブルーベリー

 拙庭には4株のブルーベリーが植えられている。今年、花を咲かせたのは2株で、実を付けたのは1株だけである。実を付けたのは降雪の後に開花したもので、降雪の前に開花したのは一粒も実を付けなかった。開花時期が明暗を分けた。
 実は熟すと薄緑から紫に変色し、最終的には黒に近いブルーになる。今朝も起床と同時に庭に出て、熟した実は全て採取した。夕方、近くの木の枝にヒヨドリがいた。覚えていたのだ。そろそろブルーベリーが食べ頃だろうとやって来たのである。でも、残念ながら残っているのは薄緑色の実ばかり。何度も頭を傾げていたが、諦めて何処かへ飛び去ってしまった。

今朝採取したブルーベリー
今朝採取したブルーベリー

採取後は薄緑色の実だけ。
採取後は薄緑色の実だけ。

W杯日本代表チーム予選突破

 サッカーW杯で日本代表チームが強豪デンマークを破り決勝トーナメントに進出した。やはり本田圭佑選手がやってくれました。頼りになる男です。極度のプレッシャーの中で実に冷静にプレーできるのが凄い。日本人の誇りです。彼をトップに起用した岡田監督のファインプレーでもあると思う。勿論、試合に勝てたのはチーム全体の力であったことは言うまでもない。決勝トーナメントでも是非頑張ってほしい。いつの間にか夜が明けたが、暫くは勝利の余韻に浸っていたい。

本田選手の得意の無回転シュートで決めた。
本田選手の得意の無回転シュートで決めた。

茜雲

 西の空に茜雲が広がりました。思わず溜息が出た。此処では、丁度、今頃の梅雨の晴れ間に見るのが最も鮮やかである。でも、これほど鮮やかなのは滅多に見ない。お蔭さまで拙亭も茜色に染まりました。沢ではそろそろ蛍の出番です。

茜雲 : こんなに鮮やかなのは年に一度あるか位である。
茜雲 : こんなに鮮やかなのは年に一度あるか位である。

拙亭も茜色に染まりました。
拙亭も茜色に染まりました。

ジャガイモ掘り

 今日は貴重な梅雨の晴れ間でした。早速、中伊豆体験農園を訪れ、ジャガイモ掘りを行った。先ず、葉の枯れかかっていたキタアカリとメークインを掘り起こした。北海コガネは、葉がまだ青々としていたのでそのままにして置いた。でも今月中には掘り起こさねばなるまい。掘り起こしたジャガイモの大きさや数量は、やはり葉の生育具合に比例し、キタアカリは大きさ、数量ともにメークインの半分程度であった。何故そのようになったのか素人の私には分らない。後日、管理人に診断してもらうつもりである。なお、オーナー区画のキタアカリとメークインの収穫は2日後に延期した。こちらの方は葉や茎の生育状況が良かったので、期待できるかもしれない。

キタアカリ : 小粒で数量も少ない。
キタアカリ : 小粒で数量も少ない。

メークイン : 大きさ、数量ともキタアカリの2倍近い
メークイン : 大きさ、数量ともキタアカリの2倍近い