エンドウの育ち具合

 白い花を付けた莢エンドウは天候不順の所為でやや遅れ気味であったが、最近、ようやく実を付け始めた。一方、一ケ月ほど植え付けを遅くした方の莢エンドウは、今頃になってようやく紫色の花を咲かせた。でも、花芽が雪や霜に見舞われずに済んだこともあって、こちらの方が葉の色つやがよく元気そうにみえる。ところでエンドウと言えば作曲家の「遠藤実」氏を思い出す。性と名の関連がピッタリで実によい名前だからである。名付け親の願いは立派に実り、日本の歌謡界を代表する作曲家になった。私も彼の曲が大好きである。島倉千代子の「からたち日記」は私が中学生の頃。舟木和夫の「高校3年生」は高校生の頃。夫々に当時の情景を鮮明に思い出すことが出来る。遠藤実氏が世に送り出した数々の名曲を辿ると、それは、まさしく自分の人生そのもののような気がする。話が飛んでしまったが、最近は明日を考えるよりも昔を振り返ることが多くなった。歳の所為かな。嫌だなあ!これからは、なるべく明日を考えることにしよう。人生はこれからだから!
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アヤメが咲きました

 細かな雨が降りしきる中、アヤメが一輪だけ花を咲かせました。今年は昨年よりも蕾が多いような気がする。きっと、ゴールデンウィークの頃には一斉に咲きだすと思う。姫リンゴも可憐な花を付け始めました。今年は雪が降ったりして天候不順でしたが、植物は皆、しかるべき時に、しっかりと照準を合わせて来る。レッドソックスの松坂投手は、開幕に出遅れたが、この点をよく見習ってほしい。でも立派に花を咲かせれば許してやろう。
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つつじ咲く

 拙亭正面に見える小高い山の頂には伊豆国際CCのコースが広がる。山肌は檜や杉林の深緑の中に交じって淡い鶯色した部分が目立つようになった。いよいよ若葉が萌える季節となりました。昨日、茨城県の土浦CCで103を叩いたヘボゴルファーは、今月から晴れて伊豆国際CCの正会員となり、シングルへの大きな夢の実現に向けて燃えています。ここでしっかりと腕を鍛えたい。でも、スコアアップには腕(技術)が3割、頭(マネジメント)が7割と言われている。頭の方は元来、弱いので難しいと思うが、チャレンジ精神だけは極めて旺盛である。
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 公道に面する北側の庭では、各種つつじの花が咲き乱れている。山のホテルの庭園には遠く及ばないが、ささやかながらも、つつじ園の様を呈してきた。前の住人が余程、つつじが好きだったらしく庭の彼方此方に植えられている。折角なので、これをしっかりと引き継ぎ、更なる充実を図り、出来れば庭一杯につつじを咲かせたい。
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筍掘り

 最近、筍掘りに病み付きとなった。今朝も2本の筍を見つけた。筍掘りを始めてから1週間も経たないのに、既に6本目の収穫である。筍は朝掘りが、渋みやエグミが少なくてよいと地元の人から聞いていたので、朝起きると真っ先に竹林へ直行する。猪が先か、私が先か、お互い必死である。でも、今朝は運が良かった。石ころに躓き、思わず跪きそうになったら、目の前に、何と筍が顔を出しているではありませんか。さらにそのすぐ傍でもう1本を見つけた。今日の勝負はどうやら私の勝ちらしい。
 ※インターネットで調べたら、筍を皮を付けたまま茹でるのは、皮には筍を柔らかくする成分が含まれているからだという。また、エグミや渋みを抜くには、米糠若しくは米又は小麦粉などと一緒に鷹の爪を加えて茹でると良いそうだ。

北又川沿いの竹林 : 拙亭から徒歩で1分程度の場所である。
北又川沿いの竹林 : 拙亭から徒歩で1分程度の場所である。

なかなか見つけずらい。猪は地表に顔を出す前に掘りあてるらしい
なかなか見つけずらい。猪は地表に顔を出す前に掘りあてるらしい

本日の収穫
本日の収穫

夏野菜作り

 明日から又、雨が続くらしい。野良仕事をする者にとって、今日の晴れ間は貴重である。早速、拙亭菜園では夏野菜の準備を開始した。先ず、茄子、トマト、ピーマンの作付けを予定している場所は、水捌けを良くするために黒土を加えて若干、高めの畝を作った。元肥は5月の連休前に施す予定である。既に、ホームセンターの店頭には茄子等の苗が並んでいたが、まだ慌てる必要はない。昨年の経験から、5月の連休明けでも十分に間に合うと思う。
 作業終了後、中伊豆体験農園を久しぶりに訪ねた。ジャガイモのオーナー区画には、2列30株を作付けしてあるが、降雪等の天候不順があったにもかかわらず皆、立派に発芽していた。管理人の話では、若干遅れ気味で芽かきはもう少し先延しになるとのこと。でも皆元気そうで心配ない。
 借用菜園のジャガイモも元気に発芽していたが、やや不揃いであった。特に一日遅れで植え付けした北海コガネはまだ発芽していないのもあった。大丈夫かな? 一方、長ネギの苗は、しっかりと定着しており、順調に生育している様でホッとした。残りの半分はまだ、何も植えていないが、取りあえず人参と里芋だけは予定している。それ以外は、来年以降のことも念頭に置き、じっくり作戦を練ることにする。

ジャガイモのオーナー区画
ジャガイモのオーナー区画

借用菜園のジャガイモ」
借用菜園のジャガイモ」

長ネギの生育状況
長ネギの生育状況

59番地の菜園はまだ半分残っている。
59番地の菜園はまだ半分残っている。

 一昨年の8月、不動産屋に案内され、初めてこの地を訪れた時、庭を流れる小さな沢と、その沢沿いに、一際高く聳える「桂」という樹木の姿に惹かれ、我を忘れて見入った。そして、不思議なことにある種の懐かしさが込み上げて来た。過去にその様な光景に遭遇したことは無いし、その樹木の種類さえ知らなかったが、きっと誰もが抱いている心の故郷のようなものに触れたのかも知れない。決断は早かった。この地で暮らそうとその場で決めたのである。お蔭さまで、鬱蒼と茂る檜林を背景に高く聳え立つ雄姿を眺めていると、いつも心が癒される。何の変てつもない、たった一本の樹木だが、花々で綺麗に着飾った庭園よりも、自分にとってはこちらの方がより一層魅力的に見える。そう、「侘びの美意識」なのです。一方、妻の方はどちらかというと、沢に繁茂するクレソンや実をたわわに付けた栗や柿の樹に魅力を感じていたようである。それぞれ思惑は違っていたがこの地に棲もうという思いは一緒だった。
 実際に棲み始めたのは、昨年の5月だから、早いものでもう1年が過ぎようとしている。棲み心地は上々である。幸いだったのは、地域の人達に温かく迎い入れて頂いたことである。普段の付き合いも左程干渉的ではないし、それかといって、都会ほど疎遠でもなく、その中間ぐらいである。よい場所を選んだと思っている。

菜種梅雨

 雨は上がったが、依然として真冬並みの寒さが続いている。今日も薪ストーブで暖をとった。予報では、明日は一旦晴れるが、その後は、また暫くぐずつくらしい。月形半平太が「春雨じゃ濡れていこう」などと気取ったことを言えたのは、あくまでも芝居だからで、今時、傘をささずに、雨に打たれれば忽ちのうちに風邪をひいてしまう。菜種梅雨が続くと、気温は上がらず、時には名残雪さえもたらすと言われている。野菜にとっては厳しい気候である。当地では、幸いにして降雪に至らなかったが、3日前に種を播いたインゲンが心配だ。発芽が遅れるかもしれない。一方、椎茸の方は至って元気である。椎茸はこの低温多湿が大好きなのである。裏庭に立て掛けてあるぼだ木には大量の椎茸が生っていた。早速、風邪をひかないように雨合羽を着用して椎茸を採取した。ついでだから裏山でワラビも採取した。

中央の二列の畝にインゲンの種を播いた。この寒さで発芽は遅れると思う。
中央の二列の畝にインゲンの種を播いた。この寒さで発芽は遅れると思う。

本日の収穫
本日の収穫
翌朝(4/18)、近くの竹林で採取。サイズは15×30㎝、8×15㎝
翌朝(4/18)、近くの竹林で採取。サイズは15×30㎝、8×15㎝

自然の恵みに感謝

 伊豆地方も朝から冷たい雨が降り続いています。最近は、天候不順のため野菜が値上がりしているとか。早速、畑に植えてあったレタスは丁度、食べ頃を迎えていたが、全部を収穫するのではなく、本日、食べる分だけの葉3枚を根元から丁寧に切り採った。沢に繁茂するクレソンも一々、数量を数えながら5本だけ収穫した。本日の野菜サラダの材料は以上である。
 なお、庭の片隅ではウドが芽を出していた。昨年は収穫しそこなったが、今年は何とか食べれるようにと、土を20㎝ほど被せた。また庭の彼方此方に野生のミツバが自生しているが、これも何とか食べてみようと思う。自然の恵みは大切にしたい。

今年はウドの大木にならないようにしたい。
今年はウドの大木にならないようにしたい。

野生のミツバ
野生のミツバ

筍を見つけました

 再度、近くの竹林に入った。もしかして見落としがあるかも知れないと思ったからだ。猪が掘り起こした跡を辿りながら注意深く足元を物色していたら、昨日は無かったはずの場所に地表から10㎝ほど顔を覗かせていた筍を発見した。見た目には八百屋さんに並べてあるものと左程、違わない。でも、これを猪が見逃す訳はない。きっと欠陥品に違いないと思いつつも、勿体ないので、取りあえず、その筍を収穫して茹でることにした。茹で方はインターネットで紹介するとおりである。深鍋に米糠と鷹の爪を入れて茹でる方法が一般的らしい。
 なお、昨日採れたワラビは灰汁が抜けたので早速、3倍酢に漬けて食味した。苦味はなく風味の効いたなかなかの味でした。また、近隣の農家から頂いた筍の一部を味噌汁にしたが、これも格別だった。外は生憎の雨だが、幸せ一杯の気分である。

長さ20㎝、径10㎝ほどの大きさである。
長さ20㎝、径10㎝ほどの大きさである。

春の山菜取り

 昨夜来の強風は、夜明けとともに収まった。空気は冷たいが、陽が高くなるにつれて、庭一面に春の陽射しが燦々と降り注ぎ、ツツジがようやく花芽を付け始めていた。今日は、インゲンの種蒔きをしたが、暑からず、寒からずで、野良仕事には最適な日和でもあった。陽射しを受けながらもひんやりとした空気が心地よく、汗を掻かずに済んだ。午後は、山菜を目当てに裏山に入った。ワラビは取りあえず、食べ頃の柔らかそうなのを選んで摘んだ。タラの芽は、もっと欲しかったが、手が届くところになく、しかも枝には棘があるので摘みずらかった。近くの竹林にも分け入った。猪の掘った跡は彼方此方にあったが、肝心の筍はとうとう見つけず仕舞いであった。その代わり、近隣の農家の方から、茹でたばかりの筍2本を頂いた。これで何とか春の旬の味が楽しめそうである。

ワラビは灰汁を抜いてからでないと食べられない。タラの芽はてんぷらにして早速、今晩のつまみである。
ワラビは灰汁を抜いてからでないと食べられない。タラの芽はてんぷらにして早速、今晩のつまみである。

料理の仕方が分らない。どうしよう。東京へ電話するか。
料理の仕方が分らない。どうしよう。東京へ電話するか。