拙庭は朝から濃い霧に包まれた。細かな雨が間断なく降りしきる中、鶯と4本の沈丁花はいたって元気である。庭に出ると早速、鶯の元気な囀りでお出迎えである。そして、辺り一面は沈丁花の強烈な香りに占領されていた。庭ではおそらくこの囀りと香りに勝る者はいないだろう。ヤマガラの姿もいつの間にか見かけなくなったし、沈丁花と同じ仲間のミツマタも開花し始めたが何となく影が薄く目立たない。姿を見せずとも自分を示すことが出来る沈丁花と鶯の自己顕示欲の強さにはかなわない。






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