八十八夜

今日は夏も近づく八十八夜。茶畑では、新茶の摘み取りが行われるが、この地区では、八十八夜に合わせて一斉に田植えが始まる。風景だけを見るとまさに夏の訪れだが、今年は昨年に比べて気温が低く、肌寒く感じる。体感的には、まだ春を抜けきれていない。竹林では依然として美味しい筍が採れる。今朝はいつもの場所ではなく、北又川を挟んだ対岸の農家の竹林で掘らせてもらった。最初は遠慮して2、3本で切り上げようとしたら、好きなだけ掘っても構わないと言うので、それではと、お言葉に甘えて、結局は十数本の筍を掘り起こした。おまけに米糠まで頂戴した。でも、こんなに沢山は処理しきれないので大半を東京へ送った。それでも冷蔵庫の中は筍だらけである。毎日、筍の味噌汁である。今夜は取りあえずアサリとの組み合わせでいこうと思っている。合うかな?

田植えを終えたばっかりの棚田の風景
田植えを終えたばっかりの棚田の風景

農作業が一段落する頃には、陽は西へ傾いていた。田植えは明日も続く。棚田は機械が入りにくいので大変らしい。
農作業が一段落する頃には、陽は西へ傾いていた。田植えは明日も続く。棚田は機械が入りにくいので大変らしい。

段ボール箱に入り切れなかった筍。皮は干して燃やすことにしている。なお、穂先が黄色の雌竹は残念がら一本も無かった。食べて美味しいのは、勿論、雌竹の方である。
段ボール箱に入り切れなかった筍。皮は干して燃やすことにしている。なお、穂先が黄色の雌竹は残念がら一本も無かった。食べて美味しいのは、勿論、雌竹の方である。