茄子やミニトマトは既に花を咲かせていましたが、胡瓜の花も葉の下でひっそりと咲いていました。鑑賞が目的ではありませんが一つ、二つと咲き始めた頃の花は、期待を込めて眺める所為か、生まれたての赤ん坊を見るようで実に愛おしい。
沢では、ユキノシタやクレソンが花盛りです。ユキノシタの花は、まるで白い雪が、その下にある葉に降りそそいでいるかのようで、名前の通りの光景です。これらの花が盛りを過ぎる頃には、いよいよ蛍が出現する。今日は一日中肌寒かったが、この調子が長続きするようだと駄目かもしれない。蛍は自らの種を守るため成虫になるのを翌年にずらすなど複数年に分散する場合があるのだ。