ゴルファーの悩み

 一縷の望みに胸ふくらませて挑んだ若洲ゴルフリンクスでのランドは、或る程度予想していたが、無残な結果に終わった。スコアだけでなく内容も満足できるもではなかったのは誠に無念であった。全米オープンの予選ラウンドで好成績を出し、期待を背負って決勝ランドに挑んだ石川遼君も残念な結果に終わったのを見ると、ゴルフは決して甘くない。でも、ここで諦める訳にはいかないので、再度、レッスンプロにスイングチェックを依頼することにした。やはりスイングを体で覚えるまで最低2年を要するというのは本当かも知れない。
 片や、女子プロの宮里藍選手はLPGAでツアー5勝目を見事に果たした。素晴らしいの一言に尽きる。また、その内の4勝は今年に入ってからで、日本人としては、初めて世界ランキング第1位になった。彼女はアメリカツアーに本格参戦してから4年になるが、必ずしも平坦な道のりではなかったらしい。2007年には、予選落ちを何度も繰り返すなどの不振に陥り、スランプに悩んだ時期もあるという。でも、スランプを経験できるというのは羨ましいと思う。私の場合の様に、初期の段階で長年、躓きっ放しというのはスランプとは言わないそうである。ああ、スランプを経験出来る程のレベルに一度でいいから達してみたい。3日ぶりに修善寺へ戻ってきたが今夜も蛍が元気に飛びまわっていたのはせめてもの慰めであった。