愛犬「花」

 拙亭玄関を飾る絵の中の主は、娘夫婦が飼っているラブラドール・レトリバー犬である。名前は「花」である。実物は東京の自宅に住み、柴犬の「愛」、雑種の「福」と共に3匹仲良く暮らしている。普段も非常に活発であるが、特に修善寺の拙亭を訪れたときは、興奮して庭中を駆け回ったり、沢で水遊びするなど手に負えないくらいである。また自宅で再会した時は、3匹が競って派手な出迎えを演じるなど夫々に愛すべき犬、いや家族の一員でもある。

玄関で番をする愛犬「花」
玄関で番をする愛犬「花」

蛍袋など

 夕方になって、やっと雨風が止み、時折、西日が射し、急に気温が上昇した。沢沿いの草むらでは「蛍袋」がひっそりと咲いていた。この花の中で蛍が明かりを灯したら、さぞかし美しくて幻想的だろうなと思う。でも、虫籠の中では可能だろうが、自然界でそうした光景を見るのは余程の偶然性が重ならない限り殆ど不可能だろう。
 菜園では、蔓なしインゲンが茄子や胡瓜と同様に収穫期を迎え、毎日のように食卓に並ぶ。蔓インゲンもようやく花が咲き揃い、中には小さな実を付けたのもあった。ミニトマトは鈴なりの実を付けているが収穫はまだである。また拙亭の縁側脇のブルーベリーは、1日平均、10数個づつの実が熟し、野鳥に啄まれないよう、早めに収穫している

蛍袋
蛍袋

蔓インゲンの花
蔓インゲンの花

蔓インゲンにも実が付きました
蔓インゲンにも実が付きました

ミニトマトの実。
ミニトマトの実。
ブルーベリー
ブルーベリー